水分補給


どれくらいの割り合いで?
よっぽどの炎天下の中で、休まずハードに動き続けているのなら別ですが、普通の場所1時間の稽古をするだけならば、途中で休憩なんて要りません

それに最近では水分補給の重要性がかなり浸透してきたせいか、すぐに水分を摂りたがる傾向にあります。しかし、1時間の稽古ならば途中で水分補給も必要ありません。稽古の前に水分をきちんと摂り、稽古が終ってからすぐに汗をかいた分だけ水分を摂ればよいのです。

とは言いながら、私が指導する時には少年部の1時間の稽古であっても合間に水分補給の時間を設けています。暑い中、水分を取ることで気持ちがリフレッシュして最後まで集中して稽古することができるようになるからです。

ただし、途中で水分を摂るにしても一回で充分です。1時間の稽古をするとして、たった30分で休憩です。もう30分やったら稽古終了なんですから、そんなにしょっちゅう休憩して水ばっかり飲んでないで、もっと稽古に集中するべきでしょう。

ただし1時間を超える時間を稽古に充てる場合には、1時間を超えてから水分補給を始めればよいというわけにはいきません。摂った水分が身体に吸収されるまでには少し時間が掛りますから、稽古開始15分後くらいから少量ずつこまめに水分を摂らなければいけないのです。

つまり稽古をする時間によって水分補給の方法も変わってくるということです。


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