主催 全日本空手道輪道会 昇気館
第11回「若龍杯」空手道選手権大会
 平成28年10月16日(日)、京都市横大路体育館において全日本空手道輪道会 昇気館が主催する第11回「若龍杯」空手道選手権大会が開催された。
 鳳雛会からは4名が参加、しかも長石 晃は高校生男子の部 重量級と一般男子有級の部重量級に、工藤康弘はマスターズの部と一般男子有段の部軽中量級にダブルエントリーした。
 長石 晃は高校生男子の部は一勝一敗の勝率2位で準優勝を確定した後、一般男子有級の部に臨んだが、疲れを取りきれなかったか再延長の末、判定負けとなった。
 金山 明が予選を勝ち抜き決勝で対戦したのは中西世司己。龍壱道場の代表者でもあり、若い頃は全日本大会へも出場していた強豪選手である。身体も金山より一回り大きく、圧倒的パワーで攻め立てられると後退を余儀なくされたが、それでも真っ向から打ち合いを挑む。判定では敗退したが、大健闘の準優勝である。
 大山貴志は現在4級ながらもレベルから判断し、工藤師範の黒帯を借りて一般男子有段の部・重量級に出場。2回戦では白蓮会館の世界大会経験者である山下敦央に対し、中段の蹴りで肘を脱臼させるなど、強さを見せ付けて勝ち上がっていったが、決勝の相手の森雄一郎(森道場)に対しては、中段を効かせながらもラスト30秒のラッシュで圧倒され、ダメージはないものの反撃する前に時間切れとなり、判定負けとなってしまった。
 一般男子有段の部・軽中量級に出場した工藤康弘は一回戦で小川 樹(昇気館・本部)と対戦。30才差を埋めるべく打ち合いを挑んだが、相手は軽量級らしい軽やかなステップに加えてパワーのあるパンチ力を持ち、しっかりと打ち合った後にすばやくかわす戦法に全く動きを封じられての完敗であった。マスターズの部に於いては一回戦で昨年の優勝者を破ると、後は決勝まで危なげなく勝ち進み、余裕の優勝を飾った。
 後一歩の準優勝が多かったが、参加者4名が全員入賞を果たし、戦績としては文句のない結果ではあるが、次にはもう一歩上へ上がれるよう、更なる研鑽の必要を感じながら会場を後にした。
  • 高校生男子の部・重量級   長石 晃 準優勝
  • シニアの部           金山 明 準優勝
  • マスターズの部         工藤康弘 優勝
  • 一般男子有段の部・重量級   大山貴志 準優勝
 Congratulation!!    Congratulation!!
長石金山
準優勝おめでとう!!  準優勝おめでとう!!

 Congratulation!!
工藤
優勝おめでとう!!


表彰
入賞者記念撮影

優勝トロフィー以外は持ちたくないと駄々をこねる大山
入賞
大会に参加した4人


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