内田塾JAPAN GAME 2014

第22回全日本空手道選手権大会
 平成26年6月22日(日)、京都市横大路体育館にて内田塾主催の「JAPAN GAME 2014 第22回全日本空手道選手権大会」が開催された。
 この大会は全空連ルール、グローブルール、フルコンルールの試合を同時開催するという特徴ある大会である。
 鳳雛会からは4名がそれぞれ別のクラスにエントリーし、そのどれもで熱い戦いを繰り広げた。
 一般男子カラーベルトの部は今大会最多27名のトーナメント。岩谷幸祐は緒戦から気迫十分、上段回し蹴りで失神KOを奪い勝ち上がっていったが、準決勝では逆に上段回し蹴りを食らい、惜しくも3位にとどまってしまった。
 一般男子ブラックベルトの部に出場した工藤康弘はベテランらしい安定した戦いぶりで勝ちあがっていったが、準決勝の相手は野本正幸(内田塾師範)。工藤より少し若いとはいえ、各主流団体の全日本大会で常に上位入賞を果たしていた往年の名選手である。近年は顔面有りのワンマッチに出るなど自らの空手の幅を広げ、久しぶりのトーナメント参加にどのような戦いをするのかが注目されていた。序盤はお互い相手の出方を探り、激しい打ち合いはないが野本の中間距離からの多彩な蹴りに工藤は間合いに入ることができない。後半にやっと攻め込みはじめるがそれもうまくクリンチでかわされ、判定では常に先手を取って蹴りを決めていた野本に旗が挙がる。判定負けはしたが、現役の全日本と比較しても遜色ないレベルの技術を戦わせた試合であった。
 グローブルール部門には足立洋二が出場。決勝では試合後半に場外間際でのパンチでバランスを崩したのを技有りに取られ、惜しくも判定で敗退となったが準優勝という結果を残した。
 また一般男子シニアの部にエントリーした池田 豪は、自分以外の出場者が全員黒帯の上、スリランカ内田塾の選手が急遽参戦することとなり、試合直前に組み合わせが変更されて対戦することになった。しかし、他道場からも多数の応援を得て、今までならば後半に諦めかけていたところを最後まで踏ん張り、延長の末、見事に勝利を勝ち取った。  準決勝に続き3位決定戦にも破れ、入賞こそ逃したものの成長の見られる試合内容を見せた。

Congratulation!!     Congratulation!!

  三位おめでとう!!      三位おめでとう!!

Congratulation!!

準優勝おめでとう!!



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