h25.6月顕正会館チャンピオンシップ

2013紫電流空手道競技大会
 平成25年6月30日(日)、吹田市武道場洗心館にて顕正会館主催の2013紫電流空手道競技大会が開催された。
 この大会は元々、顕正会館の部内大会として行われていたが、防具付き完全ポイント制の採用によって、まだ大会に慣れていない新人にとっても参加しやすく、顕正会館と交流のある各流派が多数参加するようになっている試合である。
 鳳雛会からは一般4名が参加し、普段の稽古とは違う緊張の中で自らの力を試した。
 特に今回、大会初出場の山岡紀晴は、70才を過ぎてから空手を始めて2年。初期の頃より試合出場を希望していたが、全くの初心者であったことから安全面の心配があり、家族の反対もあって試合への参加は果たせていなかった。しかし、緑帯まで昇級し、家族の了解も得られたとのことで、既に72才ながらもこの大会ならばと、試合に挑戦することとなった。試合結果としてはポイント数では完敗であったが、試合時間最後まで真剣に相手に挑む姿は感動的であった。いくつになっても修行という事を我々に思い出させてくれたということで、大会本部から特別奨励賞が授与された。
 一般の部には金山 明も出場。大会へ向けての指導もしながら自ら率先して稽古に励み、普段とは違うルールにも熟練の動きと強い気迫で慣れたもの。準決勝にて惜しくも敗退したが、昨年に引き続いての3位入賞を果たした。
 一般女子の部に出場した杉本江美は左腕にハンデを抱えながらも稽古に励み、昨年にこの大会で試合デビューしたものの、残念ながら1回戦で敗退していた。今回はポイント制の稽古を繰り返し、雪辱に燃えての挑戦。1回戦から稽古でやった通りの動きでポイントを重ね、接戦を繰り返しながらも勝ち上がり、決勝戦まで駒を進めた。迎えた決勝戦の対戦相手はいつも上位入賞している仁田栄美里(顕正会館)。開始早々に上段回し蹴りを顔面にヒットさせて場内がどよめいたが、その後、ポイントを返されて同点になったところで本戦終了の笛が鳴る。しかし計時のミスがあり、残り時間を再開。終了間際にポイントを奪われ惜しくも勝利を逃してしまった。しかし、堂々の準優勝を勝ち取った。
  • 一般の部         山岡紀晴   特別奨励賞
  • 一般の部         金山 明    3位
  • 一般女子の部      杉本江美   準優勝
C o n g r a t u l a t i o n!!
山岡 金山
  特別奨励賞        3位!!

Congratulation!!
杉本
準優勝!!

金山・杉本
入賞した2人

中山館長
中山館長と記念撮影
 今回の大会参加に際しましては、出場に到るまでにいろいろとご相談に乗って頂いた中山館長を初め、審判や大会スタッフの皆様にはいろいろとご配慮頂きました。無事に試合を終えることができただけでなく、このような結果まで残すことができました。これも顕正会館の皆様のご協力のお蔭とたいへん感謝しております。ありがとうございました。


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