内田塾JAPAN GAME 2013
第21回全日本空手道選手権大会
平成25年6月16日(日)、京都市横大路体育館にて内田塾主催の「JAPAN GAME 2013 第21回全日本空手道選手権大会」が開催された。
実践融合空手道を標榜する内田塾が、全空連ルール、グローブルール、フルコンルールの試合を同時開催するという特徴ある大会である。今回の注目は内田雄大(内田塾)。内田順久塾長の御子息であり、全空連の強化選手として全日本チャンピオンを狙うトップクラスの選手である。その全空連ルールのエキスパートが内田塾のコンセプトに従って今回、全空連ルール、グローブルール、フルコンルールの3つにトリプルエントリーの上、見事三冠を果たした。
鳳雛会からはグローブルール部門に
足立洋二
が出場し、準決勝でこの内田雄大と対戦。さすがに内田は飛び込みが早く、常に先手を取られながらもパンチを返していくが判定では残念ながら相手に旗が挙がる。けれども十分善戦と言える内容であった。足立はその後の三位決定戦も常に攻勢で技有り2本の一本勝ちを収め、三位を確定した。
中学1,2年男子の部55kg以上の部では
長石 晃
が若干攻めあぐねながらも順当に勝ち進み、優勝を収める。
一般カラーベルトの部には昨年に入賞を逃した
立野公男
が再度挑戦。安定した動きで危なげなく相手を攻め、優勝を勝ち取った。
一般シニアの部にエントリーした
金山 明
。初戦こそ同年齢の対戦であったが、準決勝まで進み対戦した浦谷幸司はまだ40代前半。初期の内田塾を代表する選手であり、他団体の全日本クラスの選手を倒し、内田塾の名を知らしめた一人である。しばらくのブランクがあったとの事で体力的にどうかと思われたが、現役時代を彷彿とさせる気の強さと技の切れは健在で、金山は判定まで食い下がる健闘を見せたが惜しくも敗退。しかし、見事三位入賞を果たした。
今回、鳳雛会からは4人出場して4人ともが入賞を果たすという素晴らしい結果を残した大会であった。
Congratulation!!
優勝おめでとう!!
Congratulation!!
優勝おめでとう!!
Congratulation!!
三位おめでとう!!
左が内田選手 左が浦谷選手
入賞した4人の戦士
大会の入賞者