主催 空手道空研塾 西田道場
第9回 関西空手道交流試合
 平成24年9月17日(月・祝)、藤井寺市立市民総合体育館において空手道空研塾 西田道場が主催する第9回関西空手道交流試合が開催された。
 一般部のみの新人戦で参加人数は60名ほどであるが、年齢・レベルでクラス分けを細かく行い、審判には全日本大会かと思えるほどの豪華な面々が試合を仕切っていることで安心して参戦できる大会である。
 鳳雛会からは男子マスターズ40歳以上軽量級の部に安川智晴(1級)、同じく中量級の部に青木永一(1級)の2名が出場した。
 2人とも順調に予選を勝ち抜き、先に決勝戦の舞台に上がったのは安川。落ち着いた攻めを見せ、5-0の判定勝ちで優勝を飾った。
 続いて登場した青木は、今大会最大人数のトーナメントの中、一番小さい枠から延長を重ねて勝ち上がってきたこともあり、誰よりも一番長くコートの上に立つ事となった。
 気迫十分ながらも、決勝戦までの戦いで左腰部に受けた蹴りによって脚に力が入らず、試合前半で相手を攻めながらもまともに立てない状態となる。棄権もやむなしかというところであったが、ドクターチェックを受けて屈伸などを繰り返した後、試合再開。気力を振り絞り懸命に打ち合う。右の突きと下段の蹴りの連続技で技有りを奪い、判定で勝利を掴むことが出来た。
 最後の表彰では、最後まで諦めずに戦い抜いて勝利を掴んだことが評価され、最優秀選手賞まで受賞することとなった。
 今回、鳳雛会からの出場選手2名がダブル優勝を果たした。これは、2人が子供と一緒に稽古に励み、父親として子どもに後ろ姿を見せる気持ちを持っていること。共に1級で黒帯を目の前にして負けられない気持ちを持っていたこと。そしてその相手が同じ試合に出ているということなどが重なった、まさに切磋琢磨の好例と言えるものである。
 これからもその頑張りと意志を強く持つ大切さを後輩たちに伝えていくと共に、更なる高みを目指して共に頑張っていってもらいたい。

ダブル優勝!!

青木・安川

 Congratulation!!    Congratulation!!
安川 青木
  優勝おめでとう!    優勝&最優秀選手賞!

安川 青木
入賞者
入賞者のど真ん中に陣取って記念撮影


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