SPEED & TECHNIQUE
第1回紫空連空手道選手権大会
平成23年12月4日(日)、吹田市立武道館「洗心館」にて、顕正会館主催の第1回紫空連空手道選手権大会が開催された。
元々はシニア・ジュニア北摂空手道選手権大会として開催されていたいものだが、昨年に15回大会としての節目を終え、独自のポイントルールの浸透とともに大会規模、参加地域も拡大されてきたことから、紫空連空手道選手権大会と名称を変えて新しいスタートを切ったものである。
鳳雛会からは大人は
金山 明(三段)と
清水美里(4級)、年長の部で
原野八雲の合計3名が参加した。
原野八雲は開始早々から突きでポイントを先取したが、まだ試合慣れしていないこともあり、お互いにポイントを奪い合う中で相手に逆転され、惜しくも敗退したが次に繋がる試合内容であった。
金山は一般の部にエントリー。今回から「シニア」という枠組みが無くなり、元気いっぱいの若手は一般青年の部にエントリーしているとはいうものの、もう還暦
(!)を迎える金山にとっては最年長での参加となった。10日ほど前には新極真の大会に参加し、判定で負けはしたもののフルコンタクトルールでまだ40過ぎの相手と一歩も引かずに激闘を繰り広げてきたばかりである。まだまだ若いものには負けられないと気合を入れて臨んだが、今大会ではポイントルールのため、相手との駆け引きとタイミングが重要となる。お互いにポイントを取り合い、一進一退の攻防を繰り返していたが、一歩及ばす敗退。けれども若手への刺激を与えているということで
奨励賞が授与された。
女子の部にエントリーした清水美里は、別の大会で一度対戦し惜しくも負けてしまった相手、野元小百合(瑛心館)と対戦。お互い懸命に技を繰り出しポイントの奪い合いが続くが、僅差で判定勝ちを収め雪辱を果たした。
決勝進出は初めてのことでかなり緊張していたが、試合が始まってからは対戦相手の喜多村美沙(関)と激しい攻防を繰り広げる。2−1のポイント差でこのまま試合終了すれば勝ちが決まるかと思われたラスト5秒でポイントを奪い返され、同点で延長戦に入る。喜多村がそのまま勢いに乗り、延長戦では1−3のポイント差が付いて、惜しくも優勝を逃してしまった。しかし、
準優勝という素晴らしい結果を残すことができた。
Congratulation!! Congratulation!!
準優勝おめでとう! & 奨励賞!
試合後の入賞者記念撮影