主催 空手道脩己會 誠心館
第24回 西日本空手道選手権
 平成22年8月8日(日)、尼崎総合記念体育館において空手道脩己會 誠心館が主催する第24回西日本空手道選手権大会が開催された。
この大会は各地区大会で好成績を収めた選手が出場するレベルの高い試合として有名であるが、同時に新しい時代を担う選手が表れてくる大会としても知られている。 今回もまだ10代のフレッシュな選手の活躍が見られ、世代交代を感じさせる内容であった。
昨年、段外の部で優勝した大木良太が、まだ緑帯ながら黒帯の強豪がひしめく無差別級にエントリーした。
一回戦は勇武会の実力者、宮野真一に対し、勢いよく攻め込み上段回し蹴りがヒット。技有りを奪って2回戦へ進む。
2回戦では昨年の準優勝者、三上勝也(真道会館)に対し、気後れすることなく打ち合い、延長必至かと思われた終了間際に足払いからの極めで技有りを取り、判定勝ちを収める。
準決勝の相手は昨年の軽・中量級で準優勝者した後、階級を上げてきた石本一斗(誠心館)と対戦。体格の違いからパワーで圧倒し、場外まで攻め出すほどの勢いで判定勝ち。
決勝戦の相手、空研塾の西田真司は若手が活躍する中、ベテランの試合巧者ぶりを見せ付け、全ての試合で上段の蹴りを極め、圧倒的な強さで反対ブロックを勝ち上がってきていた。
大木はここでも果敢に攻め込むが、さすがに格の違いを見せ付けられ、判定負けとなった。しかし、格上の相手ばかりの中で自分の良い部分を出し、決勝まで勝ち上がれたことは賞賛に値する結果である。
これも、お世話になった他流の先生方や応援してくれた多くの仲間が、いろいろなアドバイスや応援をしてくれたお陰であるということを忘れないようにしたいものである。

優勝した西田真司選手と共に 大木
準優勝おめでとう!

Congratulation!!
入賞者
入賞した選手たち


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