格闘技MISSION 18
〜挑戦〜
 平成20年4月29日(火・祝)、ジェネシスインターナショナル・チャーチにて格闘技MISSION実行委員会主催の第18回〜挑戦〜が開催された。
この大会はキリスト教の教会の中にリングを立て、キックボクシング系の試合を行なうという、一種異様な光景の試合であるが、この教会の牧師である下川樹也氏がチャリティイベントとして行ない、集まった募金はケニアの孤児院に寄付されるという。 リングアナや照明、音楽までプロのイベントさながらの演出を行ないながら、スタッフはボランティア中心で運営され、主催者自らが試合に出ながら、他の試合のレフリーまで勤めるという手作りの大会である。
今回はこのチャリティにより寄付を受けたというケニアの孤児院から来日した若者がエキシビジョンマッチに出場し、観客の方々へお礼の言葉を述べていた。他の形だけチャリティの大会とは一線を画した本物のチャリティ大会である。

足立洋二は「ジェネシスファイト」という部門に出場。双方同意の上でヘッドギアの着用を認め、2ノックダウン制、2分2Rというルールである。
試合相手は高田哲才選手は月心会の若手ホープ。昨年の「格闘技MISSION-ZEROV」で重量級・新人王、直心会「G-3」大会では軽重量級で優勝している強豪である。
試合は双方の希望でヘッドギアなしにより行なわれた。1Rからお互い激しく打ち合い、2R終了時の判定は引き分け、エキストララウンドにまで突入した。延長戦も一進一退の攻防を重ねたが、僅かに相手の手数が上回ったか、マスト判定で惜しくも勝利を逃した。
しかし、会場からは両者に大きな拍手が送られ、今大会のベスト・バウト賞を受賞することとなった。勝った高田選手には最優秀選手賞が贈られていただけに、次への期待が高まる試合内容であった。

Congratulation!!
足立

ベスト・バウト賞を受賞!!


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