新極真会 第22回オープントーナメント

全関西空手道選手権大会
 平成19年12月24日(月・祝)、守口市民体育館にて新極真会(代表 緑 健児)主催の第22回オープントーナメント全関西空手道選手権大会が開催された。
一般 壮年の部に出場した金山 明は56才の今大会最高齢での出場となった。壮年部とはいえ対戦相手は全て40代で体力面が心配されたが、試合が始まるとそんな心配をよそに果敢な戦いを展開した。
 準決勝の相手は181cm・105kgの阿木孝二(徳島北東あわじ支部)。開始早々にパワー溢れる下段回し蹴りをタイミングよく合わされ転倒するも、そこから打ち合ってはステップを使って離れるというヒットアンドウェイを巧みに使い、コート上を動き回る。延長に入ってからは対格差をものともせずパンチで押し込み、判定勝ちを収める。
 決勝の相手は反対ブロックを勝ち上がってきた平田時義(愛知山本道場)二段。165cm・69kgと体格は金山より一回り小さいが、キャリア25年という極真分裂前からの古豪である。本戦でやや攻勢に攻めてはいたものの金山の蹴りが相手の下腹部に入り、反則注意を受けていたことで判定での不利が予想された。相手に2本旗が上がり、引き分けが2人。相手土俵での試合であり、主審の判定も相手方に上がるかと思いきや、決勝戦ということも考慮してか、主審を務めていた黒岡師範は引き分けの判定を出し、延長戦に突入する。延長も互角の戦いで判定は引き分け、最終延長にまで突入する。お互い死力を振り絞り最後まで激しく打ち合っていたが、終了直前にやや攻め勝った金山が判定5-0で優勝をつかみ取った。

Congratulation!!

金山

優勝おめでとう!!

緑代表と
緑 健児代表と一緒に

 今まで何度も新極真の大会に挑戦を続け、あと一歩届かなかった優勝トロフィーを手に、緑 健児代表に挨拶に行くと、他流派に優勝を取られたにも関わらず激励の言葉をくださり、一緒に写真撮影するのにも快く応じていただいた。
 他流派ながらも優勝を手にすることができたのは、公平な判定をして頂いた審判の先生方のおかげである。新極真の関係者に対し、感謝の意を表します。


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