第6回北摂新人空手道大会
 平成19年12月16日(日)、豊中市武道館「ひびき」にて勇輝会館・飛心会主催の北摂新人空手道大会が開催された。
 この大会はもともと勇輝会館が内部大会として行っていたのを、飛心会と合同で開催するようになってからは他流派の参加も受け付け、今回はエントリー総数305名と新人戦としては有数の大会となっている。
 鳳雛会からは4名がエントリーしたが、ケガのため一人が棄権となり、3名で大会に臨んだ。
 年長の部に出場した中谷 航は経験7ヶ月でこの試合が大会デビュー。一回戦は試合慣れしていないこともあり、戦い方にぎこちないところもあったが延長の末、なんとか判定勝ち。2回戦では少し慣れも出てきたか、初戦とは見違えるような積極的な攻めで勝ちをおさめた。ところがこのあたりから試合場の独特の雰囲気に少し気後れし、泣きモードが入ってくる。3回戦まで進むと相手も強くなってくることもあって残念ながら準々決勝で敗退することとなったが、初出場でベスト8入賞を果たした。

 一般女子の部に出場した中谷恵子は中谷 航の母親。こちらも大会デビューだが、息子の頑張りに負けていられないと闘志を燃やす。準決勝で対戦したのが今回優勝に輝いた竹中ルミ選手(勇輝会館)。懸命に打ち合うが一歩及ばず、判定負けではあったが果敢に相手に挑む姿に誰もが拍手を送り、三位入賞という結果を残した。
Congratulation!!
中谷航 中谷恵子
ベスト8おめでとう!!三位おめでとう!!

 田中 仁は一般男子の部に出場。緒戦では対戦相手より技術的には上回り、何度か蹴りが上段をかすめるが、相手も積極的に攻め込んでくるため、なかなか技有りを奪えない。しかし延長も休むことなく攻め続け、判定勝ちを収めて決勝戦まで勝ち進む。反対ブロックから勝ちあがってきた平井一成(健慎会館)は伸びある蹴り技を持った選手。田中とは遠間からの蹴りの応酬になるかと思われたが、さすがに決勝戦ではお互いの意地がぶつかり合い消耗戦を繰り広げる。決勝も延長戦までもつれこんだが気力で攻め込む。今までは性格のやさしさから後一歩のところで引いてしまうところが見受けられたが、今回は最後まで踏ん張り、見事初優勝をつかみとった。
Congratulation!!
田中

優勝おめでとう!!

入賞者
入賞した3人

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