志修塾錬成会
平成18年6月11日(日)、大東市小学校体育館にて中尾先生率いる志修塾の錬成会が開催された。錬成会の名が示すように、志修塾の練習生が普段の稽古の成果を披露し、レベルアップを期するためのものであるが、数年前より中尾先生のご好意で参加させていただいているものである。
大会の形式を取り、組手はトーナメントの勝ち上がりになっているが、トーナメントの半分のブロックを敗者復活戦用としているため、一度負けても頑張り次第でまたチャンスが回ってくるようになっている。
型は全員参加で一般の保護者に採点してもらい、黒帯には点数でハンディキャップが設けられているため初心者の子が入賞できるチャンスが大きい。
組手では2コートを中尾先生と赤土師範ががそれぞれ主審を務めながら、選手係、記録まで兼ね、判定までやってすべて1人でこなすという超ハードな運営である。進行が止まっているのでどうしたのかなーと思っていると中尾先生のトイレ待ちだったりするのである。ルールがこれまたハードで、どんなにワザを食らっていても本人がヤル気を失っていなければ本戦は必ず「引き分け」。顔面にパンチが流れて当たっても殴った方に一応「顔は気を付けやー」と注意はするが、殴られた方には「顔は殴ったらアカンというのはルールで決まっているだけやろ!やられんように気を付けんかい!!」ときつく注意される始末。強い相手と当たって、一方的に攻められていると「殴られるために立っとるんかい!やり返せ!!」と、主審から怒声が飛ぶ。ちょっとぐらい技が当たっていても試合を止めないので泣きながら試合をしている子続出です。しかし、普通の大会ではあっという間に負けてしまうような子でもがんばりさえすれば試合が続くので、試合の中から得られるものがたくさんあったように思います。
一般の試合としてはとても公平とは言えない判定基準ですが、錬成会ならではの厳しさがあふれていて、本戦では元気のなかった子が延長、再延長と続く中で追い詰められ、次第に気合も大きくなり、必死の力を振り絞って戦うようになっていきました。
鳳雛会の子も泣きながら頑張り、とても多くのものを学んで帰ったようです。


Nice Fight!!

みんなよく頑張りました。

結果
初級の部 敢闘賞 木村大希 奨励賞 勇元咲紀
軽量級 優勝 広井大地
中量級 奨励賞 広井恭介
女子の部 奨励賞 勇元祐紀
重量級 準優勝 鹿島一嗣


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