組手の技術は空手の本質とも言えるものである。
基本も型も、更に言えば空手道という概念さえもが組手の中に含まれているといって過言ではない。

しかし、この項では大会ですぐに使えそうなコンビネーションやテクニックを語るものではない。そのようなものは書店に行けば数多くの書物として出版されているし、多くのチャンピオンや指導者の書いたものよりも優れた内容を、コンビネーションやテクニックという面ではとても書けはしないだろう。

この項では鳳雛会で、稽古をする中でどのようにして基本から組手へと繋げ、そして組手の技術を向上させていくのか。更に組手の上達から空手道の本質にまで、どうやって迫っていけるようになるかを基本的な技の考え方と共に説明していくことにする。

  1. 間合いについて

  2. 効かせる下段回し蹴り



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